正しい手洗いでインフルエンザ予防
いよいよインフルエンザ流行の季節到来です!
例年、12月から2月に患者数が多くなっているそうです。
これからの流行本番に向けて、予防法をしっかり実践することで、元気に冬を乗り越えたいですね!
まずは、予防法の基本の“キ”、『正しい手洗い』を実践しましょう。
手洗いの大切さ
インフルエンザの感染経路は、主に『飛沫感染』と『接触感染』です。
飛沫感染
感染者のくしゃみや咳などの飛沫と一緒にウイルスが飛ぶ。
他の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染。
接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえて手にウイルスが付着。
その手で色々な物に触れてウイルスが付く。
他の人が同じ物を触ってウイルスが手に付く。
その手で口や鼻を触って粘膜から感染。
手洗いは、接触感染を予防するためには欠かせません。
石鹸を使った手洗いを、1日5回以上するだけで、インフルエンザの感染リスクが3割ほど減るそうです。
インフルエンザ予防接種による発症防止効果は、一般的に4割程度だといわれていることを考えると、手洗いの効果もなかなかすごいですよね!
正しい手洗いを知って、まずは接触感染を予防しましょう!
正しい手洗いの方法
正しく手洗いをしていますか?
まず、石鹸を使用することが大切です。
流水のみの手洗いでも、多くのウイルスを除去することができますが、石鹸などを使うことでさらにウイルスの数を減らすことができます。
石鹸を使用し、正しい手順で手洗いをしましょう!
手洗いの手順は以下のとおりです。
①手のひら
まずは、しっかり石鹸を泡立てて、手のひらをよくこすります。
②手の甲
手の甲をのばすようにこすります。
③指先・爪
指先や爪は特にウイルスが残りやすいので念入りに。
ブラシなどを使用すると良いです。
④指の間
両手の指を組みながら、指の間を洗います。
⑤親指・手のひら
親指と再度手のひらをしっかりねじり洗い。
⑥手首
手首も忘れずにしっかりねじり洗い。
洗い終わったら十分に水で洗い流して、清潔なタオルやペーパータオルで拭いて乾かしましょう。
タオルにウイルスが付いていれば、また手に付着してしまうので、清潔なタオルを使用するように気をつけましょうね。
帰宅後や調理の前後などは、必ず正しい手洗いを実践し、インフルエンザの接触感染を予防しましょう!