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冬に知っておきたい『ヒートショック』対策

2018.11.14

『ヒートショック』ってご存知ですか?

寒くなってくると、テレビなどでヒートショックに関する特集をよく目にします。

寒い季節は、入浴中に亡くなってしまう方が増え、その原因の多くがヒートショックだといわれているんです。

ヒートショックとは?

ヒートショックは、急激な温度変化によって血圧が大きく変動してしまうことです。
それにより、心筋梗塞などの疾患につながる危険もあるそうです。

特に気をつけたいのが入浴時です。
入浴の際、
暖かい部屋→寒い脱衣所→浴室で温まる→寒い脱衣所
このような温度変化によって、ヒートショックを起こしてしまうリスクが高まります。

入浴は、日々の疲れを取ったり、リラックスしたりするためにとても大切ですが、冬はヒートショックのリスクもあるので、きちんと対策をして、快適に入浴したいですね!

『ヒートショック』5つの対策

寒い季節の入浴時、できるだけヒートショックを防止するためにできることを5つ紹介します。

①浴室・脱衣所は暖かく!

浴室・脱衣所を暖かくしておくことが大切です。
暖房などがあればそれでいいのですが、ない場合は浴槽の蓋を空け、浴室を開けたままお湯をはると、浴室や脱衣所も少し暖かくなります。
さらに、シャワーを使用してお湯をはるのも有効です。
そのような場合、湯船が冷めやすいので注意しましょう!

②浴槽のお湯の温度は上げすぎない!

寒い日は、高めの温度設定でお湯につかりたくなりなりますが、高すぎは禁物です。
お湯が熱すぎるのも、血圧の変動につながるので、お湯の温度は41度以下にするといいそうです。

③できるだけ冷え込まない時間帯に!

暖かい日中に入浴できれば良いですが、それはなかなか難しいですよね。
日中に入浴できなくても、夜遅くならないように早めに入浴することをおすすめします。
夜中や朝方は特に冷え込むので避けたほうがいいですね。

④飲酒後の入浴は控える!

入浴中は血圧が下がります。飲酒後も血圧が下がりやすい状態なので、飲酒後の入浴はとても血圧が下がりやすいため危険です。

⑤入浴前に血圧測定!

血圧が高いときは、リスクが高まります。
血圧が高くても気づきにくいので、測定すると目安になりますね。

さいごに

入浴後も要注意!

実は、入浴時だけでなく、入浴後も注意が必要です。
入浴後数時間は血圧の変動が続くので、温まった体を急に冷やさないように気をつけましょうね。

寒い季節は、『ヒートショック』対策をして、快適に入浴を楽しみましょうね!