さむ~い季節がやってきた!今日からできる「冷え」対策
冬へ近づくにつれて、気になる「冷え」
「冷え性」と聞くと、女性がなるもの、というイメージがありませんか?
実は、忙しい現代社会では、ストレスや食生活の乱れによって男性の冷え性も増えています!
【冷えは万病の元】という言葉のとおり、冷えを放置してしまうと、様々なからだの不調を引き起こしてしまいます。
ぜひ男女ともに、今日から冷え対策をしていきましょう!
「冷え」が引き起こすトラブルとは?
東洋医学では「冷え性」は「冷え症」と呼ばれ、病気の一歩手前の状態である「未病」のひとつです。
放置してしまうと、慢性的な肩こりや腰痛、胃腸の不調や睡眠障害を引き起こす可能性があります。
布団に入っても足が冷たく、なかなか眠れない…という方、いらっしゃるのではないでしょうか?
少しでも心当たりがあったら、早めのケアが必要です。
そもそも「冷え」の原因って…
なぜ手足から冷えるの?
寒くなると、どうして手足から冷えてしまうのでしょう。
それは、からだが温かい血液をできるだけ内臓に集めようとするために、手足の表面の血管を細めてしまうからです。
どうしたらいいの?合言葉は「頭寒足熱」
冷えとりの基本は頭寒足熱(ずかんそくねつ)!
胸から上は熱をため込まないようにし、逆におなかから下は暖かくするのがおすすめです。
ひざ掛けやはらまき、冷え取りの靴下などを活用し、特に下半身を冷やさないようにしましょう。
からだを変えるには習慣を変える
「冷え」に負けないからだづくりのコツ
「冷え」対策には、なんといっても生活習慣を変えることがいちばんです。
今日からできる簡単なものをまとめてみたので、ご自分のペースでやってみてくださいね。
食べるものに気を付ける
キュウリやトマトなどの夏野菜や、パイナップルなどの南国の食べ物は身体を冷やしてしまいます。
反対に、冬に多く採れる根菜類や、ショウガや香辛料などは身体をあたためてくれる作用があるので、積極的にとっていきたいところです。
冷たい飲み物は控える
暖房やストーブであたたくなった部屋にいると、冷たい飲み物が欲しくなりますよね。
でも、冷たいものは胃腸に負担をかけてしまい、消化運動が妨げられてしまいます。
できるだけ温かい飲みもの、または常温の飲みものを飲むようにしましょう。
アルコールも控えめに
お酒は体をあっためてくれるのでは?と思われがちですが、アルコールを分解することで生まれる「アセトアルデヒド」が血管を拡張させるため、皮膚から熱が大量に放出されてしまいます。
お酒を飲み過ぎると体温が下がりやすくなってしまうので、飲み過ぎには注意しましょう。
筋肉量をアップして代謝もアップ!
冷え症の改善には、筋肉量を増やして基礎代謝を上げることも効果的。
なかなか運動する時間が取れない人は、普段エスカレーターを使うところを階段にしたり、気付いた時に首や肩を回してみるだけでも違いますよ。
さいごに
いかがでしたか?簡単なものばかりですが、毎日続けたらきっとからだも変わるはず。
とはいえ、義務のように「~~しなければ!」となってしまうと、心の負担になってしまうので、自分ができそうなものからはじめてみてくださいね。
最後まで読んでくれたあなたが、素敵な冬を過ごせますように!